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シリーズ ものづくり補助金の申請から採択まで 【3】

 事業計画書ができた!
 加点項目もバッチリ!
 さあ申請するぞ~!

はりきって電子申請サイトにログイン! したはいいものの……

 ログインした後はカンタン!
 画面に沿って必要な項目を入力して、準備したデータと一緒に送信すればOK!

 だと、私は思っていまして、事実その通りではあったのですが、いかんせん「画面に沿って必要な項目を入力」する、その項目数がえげつないくらいに多いです。
 さらに、社長に確認を取らなければわからないようなこともたくさんあります……主要株主の……持ち株割合なんか知らんがな……。
 申請はせずとも、一度ログインするだけしてみて、どんな入力項目があるのか、あらかじめチェックしておくとスムーズです。
 また、公式サイトに電子申請の詳細なマニュアルが公開されています。
 それを熟読するのもよいでしょう。

https://portal.monodukuri-hojo.jp/denshi.html

 この電子申請の入力だけで、少なくとも1時間くらいは見積もっていた方がよさそうです。
 ですので締切ギリギリではなく、時間と心に余裕をもって申請しましょう……!

 ちなみにこの手の申請は、締切を1秒すぎるととたんにすべてをシャットアウトしてきます。
 何をどうしても受け付けてもらえません。

申請完了~採択まで!

 すべての項目を入力し、「申請」ボタンを入力すると晴れてものづくり補助金の申請完了です!
 画面にデカデカと受付番号なるものが出てきたと思いますが、問い合わせ等にその番号が必要になりますので、忘れずにメモをとるか、スクショを撮りましょう。

 また、申請完了後は、ログインすることで自分が申請した内容をチェックすることができます。
 万が一何かあれば、補助金の事務局から連絡がきて、修正を求められます。
 その時は事務局の指示に従いましょう。

 公式サイトには、採択結果の出る日程の目安が書かれています。

採択メールの届いた日

 月日は流れ、採択結果が出る時期に――
 採択結果は、公式サイトでの発表と、申請時に登録したメールアドレスに通知が来ます。

 しかしご注意いただきたいのは「採択された! 即買いたかった機械を契約するぞ!」と契約してしまうと、それは補助金の対象にならないことです。

 採択後もまだまだ書類の作成、確認、申請があります。例えば、採択決定後には、交付申請という手続きを踏み、事務局から交付決定通知をもらう必要があります。

 実際に機械を買う、システムを買う、等という契約は、交付決定通知をもらってから行いましょう。

まだまだ続くよ、補助金の手続き

 補助金の交付が決まったら、実際に機械やシステムを契約し、請求書をもらったり、お金を支払ったりといった実際の事業が始まります。
 次回のこのシリーズでは、その内容についてお話したいと思います。

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