毎月第2水曜日はなんの日でしょうか?
※第3水曜日の場合もあります。
正解は「Windowsアップデートの日」でした!!
出社してパソコンをつけて、業務をしていたら「なんかPCの動きが遅いかも……」って思ったら、カレンダーを見てみてください。
だいたい毎月第二水曜付近の日付のはずです。
ですがPCの動きが遅いからといって、Windowsアップデートを止めたり、アップデートの途中で電源を切ることはオススメしません。
後者の場合、最悪PCが使えなくなることもあります。
また前者の場合も、設定で一定期間Windowsアップデートを止めることはできますが、止めることによって様々なリスクが出てきます。
Windowsアップデートは、ただPCを重くしているわけではありません。
その必要があるから、わざわざ大変なアップデートをしてくれているのです。
今日はみなさまに「Windowsアップデート、だるいけどWindowsも頑張ってくれてるんだよな……」と思ってほしくて、このコラムを書きます。
1:セキュリティの向上
わざわざ他の仕事を滞らせてでも、Windowsくんにはやらねばならぬことがあります。
それはセキュリティの向上です。
Windowsも人の作りしものです。穴(セキュリティホールと呼ばれます)は必ずどこかにあります。
そして人間は優秀です。優秀ですが、その能力を自分のためだけに使う人が存在するのも確かです。
そういう人が、セキュリティホールを攻撃して、他人のPCから情報を盗んだり、その情報を盾にして金銭を要求したりしているのです。
そういったセキュリティホールを、Windowsアップデートでふさいでいます。
Windowsアップデートをすることによって、この清濁併せ持つインターネットの世界をより安全に渡ることができます!
2:新しい便利機能の実装や、快適な動作のためのアップデート
Windowsアップデートの後は「あれっ、メールの画面変わった?」とか「こんなソフト入れてたっけ?」ということがあると思います。
それが便利な新機能の実装です。Microsoftがよかれと思って「こうした方が使いやすいやろ」と、使い勝手を良くしてくれています(たまに「前の方がよかった」ということもありますが、Microsoftくんに悪気はないんです)。
また、いつもの作業がより効率的になるように、動作が軽くなるようなアップデートを入れることもあります。
アップデート中の動作は重たいですが、終わったらより快適なPCライフを送れるでしょう。
3:あのソフトこのソフトを、これからも使い続けるために
Windowsを使う上で、Microsoft以外の会社が作ったソフトをパソコンに入れて使うことも、大いにあるかと思います。
そういったソフトも、最新のWindowsに対応するため、アップデートを続けています。
そして、そういったソフトがアップデートを続けた結果、Windowsアップデートをしていないあなたのパソコンで使えなくなる可能性もあります。
便利なソフトをこれからも使い続けるために、Windowsアップデートはきちんと行いましょう。
※もうこれ以上アップデートがないソフトについては、Windowsアップデートすることによって使えなくなる可能性があります。会社のシステム担当の方とよく相談しましょう。
4:最新じゃないと、万が一のときにMicrosoftが助けてくれない!
PCに万が一のことがあった場合、泣きつく先はおそらく最終的にMicrosoftに行きつくと思います。
ですが、アップデートをしていないとMicrosoftのサポートセンターの方が助けてくれない可能性があります。
もしくは「最新の状態にしてください」と突っぱねられるかもしれません。
何かあっても泣きつく先を確保しておくために、Windowsアップデートはきちんと入れておきましょう。
大切なことだよ、Windowsアップデート
以上のように、Windowsアップデートは単なる手間ではありません。
セキュリティとパフォーマンスの向上、互換性の維持といった面でとても重要です。
定期的なアップデートを怠らず、コンピュータの安全性と機能性を維持しましょう。
ちょっとくらいPCの動きが遅くても、「まあ今はWindowsが頑張ってるし、コーヒーでも飲むか」と気軽に構えてくださいね。
※まれに、性能が低めのPCがWindowsアップデートをすると、本当に他の作業が全くできなくなることがあります。
それでも突然電源を消したりせずに、Windowsくんがアップデートを終えるのを気長に待ってあげてください。
じゃないと本当にPCが壊れる可能性があります……。それだけは避けてください……。