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WordとExcelとPowerPoint、使い分けできてますか?

 世はまさに大IT時代。
 そんな中、officeなしでこの世を渡り歩くのは、自動車なしで田舎への移住を敢行するようなもの。
 皆様のパソコンにも、office系ソフトが入っているかと思いますが、
 そのofficeソフトの使い分けについて、きちんと把握できていますか?

 今日はofficeソフトの向き不向きについてお話していこうと思います。

お手紙・プリント類はWordで作ろう!

 青いアイコンでおなじみのWordは、その名の通り文書作成が得意なソフトです。
 例えば取引先に送るお手紙や、お堅めの社内告知等を作ることに向いています。
 右寄せ左寄せ中央寄せ、ルビを振ったり、縦中横を活用して縦書き文書で文字を横に並べたり、
 文書を作る上で便利な機能が満載されています。

計算やグラフ作成が得意なExcelでは、データを管理しよう!

 緑のアイコンのExcelは「表計算ソフト」と呼ばれるものです。
 Excelを開くとまずたくさんのマス目が出てきますね。
 初心者はまずあの見た目で「ウワアア」となりがちですが、
 あのマス目1つ1つにデータを入れていけば、その後とても役に立つのです。

 数字の管理にめっぽう強いExcelは、できることもとても多いです。
 グラフ作成はもちろん、関数やVBAを活用すれば、複雑な計算もExcel一つで行ってくれます。
 初心者からはとっつきにくくても、活用できると途端に便利!

 デスクワークの強い味方、Excelはぜひともマスターしたいソフトです。

とにかく視覚に訴えろ!PowerPoint

 営業職の方は避けて通れぬPowerPoint。
 プレゼン資料の作成で、必須になるソフトです。

 PowerPointにははじめから、見栄えのするデザインテンプレートがいくつか用意されており、
 そこに提案したい内容を打ち込んでいけば、プレゼン資料のできあがりです。
 Excelからグラフを差し込むことも可能なので、
 わかりやすく簡単に、視覚に訴える資料を作れるのです。

 アニメーションをつけたり、作成した資料を見やすく映し出すことも可能。
 もちろんこだわったデザインを自分で1から作ることもできます。

 自由度高く、自分の思い描いたものを直感的に表せるのがPowerPointです。

不向きなソフトでファイルを作ると、弊害も……

 みなさまはこんな経験ありませんか?
 Excelで文書を作って印刷したら、文字の一部が切れていた、とか、
 思っていた位置に画像がこない、ということが……。

 これはExcelが、文書を作成するためのソフトではないから起こることです。
 Wordでは画像の挿入がやや不便ですし、
 PowerPointですべての数字を管理しようとすると、きっと不自然な見た目になるでしょう。
 餅は餅屋という言葉もあります。
 自分の作りたいものは何なのかを考え、それぞれのソフトを使いこなしたいものですね。

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