ノートを買うときに、端っこに「A罫」「B罫」って書いてあるけど、何が違うの?
日本に生まれて義務教育を受けてきた方なら、誰しもが手にして、落書きしたり先生に提出するにあたって落書きを消したり、書きそこねたところを友達に写させてもらったりしただろう「ノート」。
そのノートの表紙の端っこに「A罫」「B罫」と書いてあったことを、うっすらと覚えてはいるものの、結局何が違うのかを知らぬまま、我々は大人になってしまいました。
今日はその違いについて探ります。思い出したので。
A罫って?
A罫、B罫など名前がついていますこの「罫」は「罫線」のことです。
ノートを買うと、字をまっすぐ書けるように薄いラインが引かれています。それを「罫線」と言います。
A罫は普通横罫とも言い、罫線と罫線の幅が7mmで設定されています。
ビジネス文書の作成や学習ノート、レポート作成、日記など、あらゆる記述に向きます。
7mmという幅が絶妙で、見やすい文字を並べやすいのが特長です。
文字を大きくも小さくも書ける、万能A罫。
実に様々な場面で活躍してくれます。
B罫って?
B罫は、6mm幅で罫線が引かれたものです。中横罫とも呼ばれます。
A罫よりも1mm小さいだけですが、これがいい仕事をしてくれます。
1mm幅が狭くなることにより、記述する文字の大きさを一定に保ちやすくなります。
また、授業などの情報量の多い記載をするときに、コンパクトにまとめられるのも特長です。
効率的にノートを取りたい場合は、B罫を選ぶのがいいでしょう。
ほかにも罫線の種類ってあるの?
他にも、こんな罫線があります。
- C罫……幅が5mmのせまめ罫線。5mmという設定なので、図面を書くときなどに重宝します。
- 方眼罫……罫線がマス目になっているタイプ。
- ドット罫……罫線に、等間隔にドットが打たれています。
- 無地……罫線なんていらねえ! 俺は自由だ!! という方はこちらをどうぞ。
人によってこだわりたくさん! ノートの罫線
ノートの罫線は、紹介した通り様々な種類があります。
用途の応じてこだわりのノートを見つけてみてくださいね。
また、ノートに合わせてボールペンや万年筆、ガラスペンにこだわってみてもいいかもしれません。
パソコンが普及し、キーボードでキレイな文字が気軽に打てる世の中ですが、
手書きの文字からにじみ出る味も、また大切にしたいものですよね。
筆記具やノート、便せん等、文具のご用命は、ぜひ後藤事務機までお問合せください。