今日から使える! 今日から使おう! Excelの時短小技
毎日Excelと向き合っている皆様、お疲れ様です。
Excelはとても便利で優秀なソフトですが、優秀すぎ&多機能すぎるが故に、使いこなすにも知識が必要です。
マクロが~とか、関数が~、というお話は、本日はいたしません。
Excelを毎日基本的な使い方で使っている方にも、簡単に実践できる小技を紹介いたします。
作業効率を上げるために、ぜひ取り入れてみてください!
「Ctrl」+「矢印キー」で瞬時にデータの端へ移動
例えば大量のデータがあって、その一番下に最新の値を入力しなければいけないとき、
マウスのホイールをぐりぐりしたり、スクロールバーをドラッグしたりしていませんか?
そんな時は「Ctrl」+「矢印キー」が全てを解決します。
これを押すと、データが連続している範囲の端っこに、一瞬で移動できます。
数百行、数千行あろうとも一発です。
マウスのホイールが壊れる前に、このショートカットキーを覚えて楽をしちゃいましょう。
ただただ合計値が欲しいだけだけど、いちいちSUM入力するのめんどいから「Alt」+「=」
Excelに数値を入力していると、「ここの合計値を出したい」と思うことが多いですよね。
ですが、いちいち上部のfxバーを触ったり、SUM~と打ち込むのは面倒じゃないですか?
Excelくんはわりと空気を読んでくれます。
数値をいくつかのセルに入力して、その直下もしくはすぐ右のセルで
「Alt」+「=」を押してみてください(イコールは「Shift」と「-」です)。
ほら、いい感じにSUM関数が入力されました。めーっちゃ便利……。
もういちいちSUMを打ち込まなくてもいいんだ……。
あの取引先だけ抽出して!「Ctrl」+「Shift」+「L」で一発フィルタリング
データを並べ替えたり、絞り込んだりするときにウルトラ便利なフィルタリング。
これも、上部メニューバーを選択して、ここに適用して……と操作するのは時間がかかってしまいます。
絞り込みたいデータの範囲を選択したあと、
「Ctrl」+「Shift」+「L」
を押してみてください。それだけでフィルターが自動で設定されます。
取引先ごとに絞り込みたい、商品ごとに絞り込みたい、そういったときに大活躍してくれるでしょう。
「Ctrl」+「T」で表をテーブルに変換!
Excelはデータを並べて、計算したり関数を利用して数字を便利に見たり使ったりするソフトです。
そしてそのデータは、テーブルにすることでさらに機能性が向上します。
(書式の追加や変更が簡単にできたり、データの集計が簡単になったり、空気を読んで関数や数式を入れてくれたりします)
入力したデータを選択した状態で、「Ctrl」+「T」を押せば、その範囲のテーブル化ができます。
自動でフィルターも追加されてスーパー便利!
書式も整うので見やすくわかりやすくなりますね。
同じことを繰り返す「F4」同じことを繰り返す「F4」
Excelで、なんども同じ操作を繰り返すこと、大いにあると思います。
セルに色を塗る、特定の書式を適用する……等ですね。
そんなとき、まず塗りつぶしツールで塗りつぶしをしたあと、同じ色で塗りつぶしたいセルを選択して「F4」を押してください。
同じ色になったと思います。
この「F4」は、直前の操作を繰り返す、というショートカットです。
マウスで塗りつぶしツールを選択→クリック、という作業は時間がかさばる作業です。
ぜひ「F4」を使って、繰り返しの作業を効率化しましょう。
便利なExcelをさらに便利に! ショートカットを積極的に使おう
毎日の業務を便利にしてくれているExcelですが、ショートカットを使うことでさらに時短が可能です。
ホイールぐりぐりやマウスのスイスイカチカチでかさばる時間は、積み重なれば積み重なるほど無駄になってしまいます。
最初は慣れないショートカットかもしれませんが、ぜひ積極的に使ってみてください。
何度か使用すれば、あとは指が勝手に動いてくれるようになります。
効率化で浮いた時間を、有効に使っていきましょうね!