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9/1は防災の日です。

 強い台風や豪雨、地震……日本に住む以上、災害からは逃げられません。
 ですが、日頃から災害への備えを怠らないことで、少しでもリスクを減らすことができます。
 防災の日だから、という単純な理由でもいいじゃないですか。
 今日はちょっぴり、防災について考えてみましょう。

もしも会社にいるときに、大きな災害が起こったら

 ご自宅でなら防災バッグの準備をしている、等で災害対策をしていらっしゃる方も多いかと思います。
 ですが会社ではいかがですか?
 会社の最寄り避難所はご存じですか? 会社に、社員分の防災バッグやヘルメットはありますか?
 今一度、ハザードマップを確認して、避難所や防災グッズの場所を周知しておきましょう。

 こういった防災バッグも、後藤事務機でお取り扱いがございます。

防災訓練、侮るなかれ。

「そんな災害なんか、そうおいそれと起こるものか」と高をくくっていらっしゃる方にこそ聞いていただきたいお話があります。
 防災訓練を日頃からきちんと行っていたことによって、助かった命がたくさんある、というお話です。
 例えばこういった情報も……

東日本大震災の大津波が東北地方沿岸部に甚大な被害を及ぼしたなか、岩手県釜石市内の児童・生徒の多くが無事でした。この事実は『釜石の奇跡』と呼ばれ、大きな反響を呼んでいます。なかでも、海からわずか500m足らずの近距離に位置しているにもかかわらず、釜石市立釜石東中学校と鵜住居(うのすまい)小学校の児童・生徒、約570名は、地震発生と同時に全員が迅速に避難し、押し寄せる津波から生き延びることができました。
(中略)
2011年3月11日14時46分頃、地震が起きたのは生徒たちが放課後の部活動の準備をしている真っ最中でした。訓練通りに全員が校庭に集まると、「点呼はいいから、すぐにございしょの里(指定避難場所)に走りなさい」という指示が先生から出ます。
「私たちはいつも避難訓練で走っていた避難路を必死で走りました。ございしょの里まで500m。訓練時よりも足が重く、震えて息が早くなりました。それでも何とか辿り着き、“避難訓練の通りにしていれば大丈夫”と心の中で何度もとなえながら、素早く整列して点呼を取りました」(金野さん)。

https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h23/64/special_01.html

 いざというとき、気が動転して人は動けなくなってしまうものです。
 強く降り続ける雨、車がひっくりかえるほどの風、濁った水であふれかえった道路、何度も揺れ、割れる地面。いきなりそんな状況に放り込まれて、正しい行動を即座に取れる人は少ないでしょう。
 ですが訓練を繰り返し、あらゆる状況を想定しておくことで、正しい行動を取る可能性を上げることはできます。

 訓練を日頃から行うことによって、素早く「あの避難所まで、このルートで逃げよう」という判断ができます。

小さなところから少しずつ

 即座に大がかりな防災訓練というのは、きっと難しいですよね。
 ですがまずは避難所の確認や、自分の働いている場所がどういった災害リスクの中にあるのか、その確認をするだけでも意識は変わります。
 自治体のハザードマップはwebでも公開されています。知らなかったリスクを知ることで、その対策を考えることができます。
 防災の日だから、ちょっぴり意識してみてください。
 後藤事務機からのお願いでした。

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