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全部一緒じゃない?【アルコールチェッカー】のピンからキリまで

 お酒、できることなら24時間飲んでいたいですけれど、そうもいかないのが世の常というものでして、車なり自転車なりを乗り回したりするのであれば、酔っ払っていてはならぬという当然の掟を我々はしっかりと守らねばなりません。
 その掟をより確実なものにするため、営業車を5台以上持つ事業所(他にも条件あり)の、ドライバーのアルコールチェックが義務化されるというお話は、皆様の記憶に新しいところかと思います。
 一時は品薄で、PS5かな? レベルで手に入らなかったアルコールチェッカーですが、最近は様々なところで見かけるようになってきました。
 まだアルコールチェッカーをご準備なさっていない企業様は、おそらくアルコールチェッカーのラインナップをご覧になってこう感じられると思います。

「値段違いすぎん?」

1万円未満のアルコールチェッカーのメリット・デメリット

 なんといっても魅力なのはその価格です。手に取りやすい価格で、なおかつ小型軽量なものが多いのも特長です。出張先での運転に携行するならこのタイプがよいでしょう。

 この価格帯のアルコールチェッカーは、半導体式ガスセンサーでアルコールを測定するものがほとんどです。このガスセンサーは、呼気中の酸素濃度をもとにアルコール値を割り出します。
 ですがこのセンサーは、アルコールに似た成分にも反応しやすく、歯磨きをした後というだけで反応してしまうことがあります。
 また、耐久性が低く、測定可能回数が少ないのも気になる点です。
 そうです、アルコールチェッカーには寿命があります!

3万円~5万円のアルコールチェッカーのメリット・デメリット

 このくらいの価格帯になると、検出精度の高い電気化学式センサーのチェッカーが登場します。
 この電気化学式センサーは、呼気中のアルコールにしか反応しないため、半導体ガスセンサー式よりも正確なアルコール値を測定できます。
 測定可能回数も非常に多く、製品寿命も長いです。
 少し購入に躊躇する価格帯であることがやや難点といえますが、より精度の高いチェックを行いたいのであればこちらがおすすめです。

10万円以上のアルコールチェッカー

 アルコールチェッカー界の満漢全席です。
 アルコールを検知するだけでなく、AIカメラが社員の顔を記憶してチェック記録を残したり、表面温度も合わせて測ってくれます。
 アルコールチェックの記録は、一年間保管しなければなりませんが 手書きで管理簿をつけて保管するという手間が大きくなるような、大規模な事業所様にはこちらがおすすめです。
 測定結果を複数のPCから閲覧する、なりすまし測定を防止する等の観点からも非常に有用なタイプです。

事業所の規模に合わせて、最適なアルコールチェッカーを選びましょう

 アルコールチェッカーの価格帯にばらつきがあるのは、以上のような理由があったからなのです。
 事業所の規模や使い道に合わせた、ぴったりなアルコールチェッカー選びを後藤事務機がお手伝いいたします。
 気になる方はぜひお問い合わせください。

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