インターネット速度は回線のみにて決まらず。あなたの環境は回線の性能を引き出せていますか?
「自分の会社は、速いことで有名な回線を契約しているから安心!」
とお思いの方はきっと多くいらっしゃると思います。
ですが、現実は違います。
インターネットの速度を決める要素は、契約している回線だけではありません。
インターネット速度を決める要素って?
- 契約している回線
- 使用している機器
- 使用しているLANケーブル
- 接続する端末
等があります。
契約している回線については置いておきまして、今回は使用している機器等にスポットをあててみたいと思います。
社内にありませんか? LANケーブルが刺されまくった機械【スイッチングハブ】
社内のどこかを探してみると、かわいそうなくらいにLANケーブルを刺された機械があると思います。
一生懸命点滅して「お仕事しているよ!」アピールをしていますね。かわいいですね。その子がスイッチングハブくんです。
スイッチングハブくんのお仕事は、LANケーブルを刺せる場所を増やしてインターネットに繋がる機械を増やしたり、自分に刺されたLANケーブルの先の機械の通信を中継をしたりすることです。
そうです、この子もインターネット通信におおいに関わっています。
もし契約回線が速くても、このハブが高速通信に対応していなければ、パソコン等の端末に通信が届く前に通信速度は遅くなります。
覚えていますか、社外と社内をつないでくれる大事なあの子【ルーター】
社内のどこかを探してみると、スイッチングハブくんと同じようにケーブルが刺されまくった、縦であったり横であったりで置かれている機械があると思います。
以前このコラムでご紹介したルーターくん、ここでも登場です。
ルーターくんは、社外ネットワークと社内ネットワークをつないでくれるお仕事をしています。
我々が「あ~おなかすいたなあ~マクドナルドのWebサイトが見たいなあ~」と思ってパソコンを操作すると、パソコンくんはルーターくんに「マクドナルドのWebサイトまで連れて行って!」とおねだりして、ルーターくんは「任せろ!」とマクドナルドのWebサイトまで連れて行ってくれます。
そんな過程を経て、我々の見ているブラウザに表示されるのが、マクドナルドのWebサイトというわけです。
なので当然、そのルーターくんの性能がちょっと残念だと、インターネット通信速度も遅くなってしまいます。
踏まれたり絡まったりすることもあるけど、頑張っているよ【LANケーブル】
あなたの職場の床の下、または床の上でとぐろを巻いているLANケーブルくん。
ご存じの通り、この子がいなければ物理的にインターネットに繋がることは不可能です。
実はLANケーブルには性能差があり(カテゴリでクラスが分かれています)、あなたの環境に最適な性能のケーブルを選ばなければ、通信速度が遅くなる恐れがあることをご存じでしょうか。
最高の回線、最高のルーター、最高のハブを持っていても、LANケーブルがへなちょこだと通信速度もへなちょこになってしまいます。
いつも私のそばにいて、情報を表示してくれる【パソコン】
インターネット回線が速い! 周辺機器も最高の物が揃っている! でもパソコンくんがその速度に追いつかない!!
ということは往々にしてあります。
CPUの性能がよくない、メモリが足りない、等の理由で、最高の環境が揃っていても、最速の結果が表示されない可能性は十分にあります。
普段御覧になるWebサイトや、使用するソフトのデータ通信の量によって、PCの性能を見直す必要があるかもしれません。
まとめ
以上のように、契約している回線以外にも、インターネット速度に関わってくる要素はたくさんあります!
一度、職場のインターネット環境を丸ごと見直してみませんか?
本当はもっと速くなるはずなのに、損しているかも……?
気になった方はぜひ後藤事務機にお問い合わせください、お待ちしております!