助けて! パソコンに「ウイルスに感染しました」って表示が出た!
慌ててしまうお気持ち、よくわかります。
びっくりして、その表示を消してしまうというお話もよく伺います。
ですが「ウイルスに感染しました」というメッセージは、あなたのPCを本当にウイルス感染させるための嘘かもしれません。
慌てずあせらず、まずは画面をよく見てみましょう。
そのメッセージは、どこに、どのように表示されていますか?
インターネットブラウザ内に出ている場合
インターネットで調べものをしていたら、見ていたページの中に「ウイルスに感染しました」と表示が出た!
ということであれば、それはただの悪い広告ですので、無視しましょう。クリックしてはいけません。
不安だったら、PCに入っているセキュリティソフトでウイルススキャンを実行しましょう。
パソコンの画面の右下からにゅっと出てきた or 画面の真ん中にポコっと出てきた
インターネットだけでなく、PCでエクセルファイルを開いた時や圧縮ファイルを解凍したとき等に、画面の右下から音とともに、にゅっとメッセージが出てきたときは、まずそのメッセージの出どころを確認しましょう。
自分が使っているセキュリティソフトからのメッセージであれば、本当に脅威を検知しているということです。
速やかにパソコンをインターネットから切り離し、ウイルススキャンを実行しましょう。
スキャンをすれば、どんなウイルスに感染したかが分かります。
ウイルスによって駆除方法は異なります。
ウイルスに感染していない端末から、駆除方法を調べて、PCをきれいにしましょう。
画面の真ん中に出てきたときも、同様にご自身の使っているセキュリティソフトからのメッセージかどうかを確認してください。
「ウイルスに感染しました」というメッセージが、自分の使っているセキュリティソフトからのものではなかった場合、Webブラウザのプッシュ通知が悪さをしている可能性があります。
ブラウザの設定から、通知に関する設定項目を確認しましょう。必要のない通知は、OFFにすると吉です。
また、そういった画面に出てきている連絡先には、絶対に連絡してはいけません。そんなところに連絡する前に、後藤事務機にご連絡ください。
特に許可している通知がないにも関わらず、そういったメッセージが出るのであれば、アドウェアによってよからぬものをインストールさせられようとしている可能性があります。
ポップアップ画面からではなく、インストールしているセキュリティソフトからスキャンをしましょうね。
文言に違和感を覚えたら疑え!
- コンピュータが感染しています(何に?)
- 今、直してください(何を?)
- 発見された潜在的なウイルス(あやふや)
等、表示されたメッセージが、なんだか違和感を覚える文言であれば「ニセモノの警告では……?」と、疑ってかかってよいでしょう。
きちんとしたセキュリティソフトからの警告であれば、文言もきちんとしています。
えーわかんない! 何もわかんない! こわいよぉ!
という方もご安心ください。
後藤事務機の対応エリア内のお客様であれば、訪問してウイルスにも対処いたします!(別途訪問費、対応費等がかかります)
触らぬ神に祟りなし。
今日のまとめは、「触らぬ神に祟りなし」です。
日々PCを触っていると、やれ「通知を許可してくれ」だの「ここから●●をダウンロードしてくれ」だのと、あの手この手で悪いものをPCに入れさせようとする表示が出てきます。
そういったものは触らずに、無視を決め込むのが一番です。
広大なインターネットの海で、何が信用できて、何が信用ならないのか。
その感覚をつかむためにも、日々セキュリティへの関心を高く保っていたいものですね。