磯野! ファイル共有しようぜ!
日々の業務を行う中で、
「Aさんのパソコンに入っているデータを見ないと仕事が進まない……」
「Bさんの持ってるテンプレートが必要だけど、今日Bさんお休みだ!」
「本社がいつまでもあの資料送ってくれないよ~!」
ということ、ありませんか?
そんなときに、きっと皆さまの頭には【ファイル共有】という概念が浮かんでくることと思います。
ですがそのファイル共有のやり方も、実に様々。
あなたのオフィスに最適なファイル共有方法を、今日はご提案したいと思います。
知識も技術もいらない! カンタンファイル共有「USBメモリ」
パソコンに刺してマウス操作するだけのお手軽ファイル共有手段としてUSBメモリがあります。
ネットワークのお勉強をする必要なく、カンタンな操作だけでファイル共有ができますが、
- USBメモリ、失くしがち
- メモリ紛失、すなわち情報漏洩の危機
- いちいち刺したり抜いたりするの、めんどいがち
等のデメリットも目立ちます。
特に昨今は、情報漏洩に厳しい世の中ですので、セキュリティの観点からもあまりお勧めはできません。
Windowsファイル共有機能を利用する
Windowsには、同じネットワーク上につながっているパソコンに、ファイルを共有できる機能があります。
その機能を使えば、コストをかけずにファイル共有をすることは可能です。
ですが、
- 共有元のパソコンが起動していなければ、共有フォルダにアクセスできない
- 共有元のパソコンが万が一故障した場合、バックアップを取っていなければ大変なことに
等のデメリットもあります。
どんなときもファイルにアクセスできる状況でないといけない、という場所での利用にはおすすめできません。
複数台のパソコンでファイル共有したいなら「NAS」
初めてNASと聞いたときは、油で揚げてお出汁に浸したらおいしい紫色のお野菜しか思いかびませんでしたが、その正体は「Network Attached Strage」の略だそうです。なんのこっちゃ。
要するにネットワーク上にくっつけて、ファイルをたくさん入れられる箱、というイメージです。
少々お値段は張るのがデメリットではありますが、
- Windowsのファイル共有や、USBメモリよりはセキュリティが強い
- NASと同じネットワークにつながっていれば、スマホやタブレットからもアクセス可能
- 外出先からもアクセスできる!
等、できることも飛躍的に増えます。
ファイル共有の最終進化系「WindowsServerでファイル共有」
お金はかかります。設置するまでの手間と時間もかかります。
ですが「ファイルを共有すること」を目的とした機械を設置することで得られるメリットもたくさんあります!
- 定期的にデータをバックアップしてくれる
- 「シャドウコピー」機能で、誤って削除したデータもらくらく復元
- アクセス制御で、ファイルを見られる人を決められる
特にWindowsServerに搭載されているHDDは、常時ガリガリ電気を流しても平気なように作られていますので、24時間データにアクセスが可能。
外出先からのアクセスももちろん問題ないので、提携先の企業等からのアクセスも受け付けることができます。
さらに、大切なデータの消失原因は、人的ミスが圧倒的に多いのが悩ましいところですが、シャドウコピー機能があればドラッグ操作一つでデータ復元ができます。
「大きな企業じゃない限り、サーバーなんて必要ないよ」とお思いの方もいらっしゃるでしょうけれども、
以上のような超便利な理由から、一度WindowsServerでのファイル共有を経験して、もう後戻りできなくなってしまったお客さんも多数いらっしゃいます。
自分のオフィスに最適な共有方法って何だろう?
以上のように、一口にファイル共有といっても様々な方法があります。
ここに記載していないような、クラウドストレージを利用した共有方法もありますが、IDとパスワードが漏れてしまえば、各サービスの強固なセキュリティも無駄になってしまいます。
社内のデータ共有方法、一度見直してみませんか?
お気軽に後藤事務機までお問い合わせください!