あなたはまだ、GoogleChromeのすべてを知らない。
日本でGoogleChromeを使っている人の割合は、60%以上とも言われています(参考URL:https://ohdo.at21.jp/web/browser-market-share/)。
多くの人が使っているChromeは、リリースされたときからやれ「爆速」「ちょろめ」「拡張機能最高」ともてはやされ、今日では人々はなんの疑問も抱かずにChromeを利用しています。
このように、Webブラウザとして完成されたChromeですが、実は私たちの意識していないところに思わぬ便利機能が搭載されています。
今日はそのうちのいくつかをご紹介します。
1:タブはグループ分けできる
Chromeを使って調べ物等の作業をしていると、開いているタブの数がいつの間にか膨大になっていることはありませんか?
そんなときに、タブのグループ分け機能が便利です。
タブを右クリックして、「タブをグループに追加」という項目を選びます。
すると、新しいグループを作成するか、既存のグループに追加するか、等を選べます。
いいかんじにタブをひとまとめにしてしまいましょう。
なんとグループに名前をつけたり、色を付けることも可能です。便利ですね。
2:意外といろいろやってくれるアドレスバー
Chrome上部アドレスバーには、URLや検索ワードを入れがちだと思います。
ですが例えば「1ビットコイン」とだけ入力すると、現在のビットコインの価格が、しれっとバーのすぐ下に出てきてくれて便利です。
他にも計算式を入力すると、その答えも同じように表示されます。
すぐそばに電卓が見当たらなくても、電卓アプリを起動しなくても、Chromeがあればひとまず大丈夫そうです。
3:ページ内のテキストを直接Google検索
調べ物あるある、調べ物をしていたらさらに知らない言葉が出てくる。
そんな時役に立つのが、ページ内テキストの検索機能です。
Chromeで見ていた難しい内容のページの、気になる内容の部分を選択して、右クリックすると、「Googleで「〇〇」を検索」という項目が出てきます。
その項目をクリックすれば、別タブで結果が表示されるという寸法です。
別タブで表示されるので、今まで読んでいたページもきちんと残っています。
調べ物をするときに、心強い機能ですね。
4:シークレットモードとゲストモード
Chromeには「シークレットモード」と「ゲストモード」が存在します。
どちらも使用後に履歴が消える、Cookieも削除される、という点では同じなのですが、実は少し機能に違いがあるのです。
「シークレットモード」では、通常Chromeで利用しているブックマークや、保存したログインパスワードが利用できるようになっています。
通常モードで検索したワードの履歴も、シークレットモードでは表示されます。
たとえば、家族でパソコンを共有しているときに、Webの閲覧履歴を残したくないときに利用されます。
大切な家族へのサプライズプレゼントを、何にしたかバレてしまっては大変ですからね。
使い方は、右上のメニューボタンから「新しいシークレットウィンドウ」をクリックするか、
もしくは[Shift]+[Ctrl]+Nで開きます。
「ゲストモード」では、さらに機能が制限されます。
通常モードで保存してあるブックマークやパスワードは、ゲストモードでは利用できません。
検索履歴や拡張機能も、もちろんゲストモードのブラウザには反映されません。
たとえば、自分のパソコンやスマホを友達に貸すときなどに利用します。
Chromeの右上の丸いアイコン(人間のピクトグラムか、ログインしているGoogleアカウントのアイコンです)をクリックすると、出てくる画面の下の方に「ゲスト」という項目があります。
それをクリックすれば、ゲストモードのブラウザが出てきます。
Chromeの隠れ機能
私たちの知らないChromeの機能は、まだ他にもたくさんあります。
その中には、Chromeの深い部分を理解した上で扱わなければいけない項目もありますので、
設定の変更には注意が必要です。
ですが今回紹介した機能は、すべて簡単に利用できるものなので、ぜひ使ってみてください!
Chromeやパソコンに慣れてきたら、拡張機能も導入するとさらに便利になりますが、それはまた別のお話ということで。