家電量販店の、七色に光っているコーナーで売っているモニターと、地味なコーナーで売っているモニターって何が違うの?
最近みなさんは、家電量販店に行きましたか?
少し大きめの家電量販店に行くと、パソコンコーナーの一角がやけに派手に光り輝いていることがあります。
虹色に輝くパソコンやキーボードに誘われてそのコーナーをうろちょろしてみると、
普通の地味なコーナーに置いてあるようなモニターも置いてありますよね。
ですがそのモニターが、わざわざ光り輝くコーナーに置かれているのには理由があります。
『ゲーミングモニター』
そこにあるモニターは、そういったカテゴリのものなのです。
普通のモニターとゲーミングモニターは、いったい何が違うのか。
ゲーミングと名のつくものだから、仕事では必要ないんじゃないか。
今日はそういった疑問にお答えしたいと思います。
違い1:リフレッシュレート
リフレッシュレートとは:一秒間にモニターが何回映し出す絵を変えられるか、の数字です。
動画は連続した絵です。
モニターは画面に映し出す絵を常に変えながら、私たちに映像を見せてくれています。
普通のモニターですと、一般的にリフレッシュレートは60Hzです。
これは1秒間に60回絵を変えてくれるよ、ということです。
パソコンの用途が文書作成やインターネットの閲覧、動画視聴をする等であれば、このくらいの数値で十分です。
ゲーミングモニターのリフレッシュレートは144Hzや240Hz等、通常のモニターの倍以上の数値です。
1秒間に切り替える絵が細かくなることにより、より滑らかな動きを私たちに見せてくれます。
ゲーミングモニターはその名の通りゲームが用途のモニターです。シューティングゲームなどをゲーミングモニターでプレーすれば、通常モニターとの差は歴然です。
なめらかな動きが、より快適で正確なプレーを実現します。
違い2:応答速度
応答速度とは:画面のピクセルの色が、別の色に変わるための時間です。
この世に存在するモニターを虫眼鏡で見ると、それは小さな光る四角の集まりだということがわかります。
その小さな四角が、どの場所でどんな色で光るかによって、我々の見る映像や画像が変わります。
その色の変化にかかる時間が応答速度、というわけです。
通常のモニターだと5ms~10msが一般的です。
※ms→ミリ秒。1msは1/1000秒です。
事務作業や仕事をする上では問題ありません。
ですが動きの速い動画や映像を見るときに、残像が発生する場合があります。
ゲーミングモニターでは、その応答速度が1msと非常に速いです。
応答速度が早ければ残像が発生することも少なく、クリアな映像でゲームをプレーできます。
残像が発生したせいで敵が見えない、ということを極力減らしてくれるというわけなのです。
違い3:入力遅延
デスクトップパソコンからモニターに映像を出力するときには、HDMIなりD-subなりのケーブルでつなぐと思います。
高速でデータが出力されてはいるのですが、通常のPCモニターだと多少の遅延が発生します。
たとえばキーボードをたたいて、文字がモニターに表示されるまでのわずかな時間ですが、こういった使い方でしたら、特に問題はありません。
ゲーミングモニターでは各メーカーが様々な技術を使って、入力遅延を極限まで減らしています。
特に格闘ゲームはコマンドを入力し、即座に技に反映されることが重要です。
手元の操作から視覚に入ってくる映像のタイムラグが少ないことは、プレーヤーにとってこれほど望ましいことはありません。
違い4:ディスプレイじゃないところがなんかかっこよく光る
普通のモニターはシンプルな長方形にスタンドがついたデザイン、というものが多いですが、
ゲーミングモニターはその形に加え、約1680万色に光るLEDを搭載していることもあります。
かっこよく光るモニターは、カッコイイ以外の意味はありませんが、カッコイイので最高です。
まとめ
普通のオフィスにゲーミングモニターは必要ありませんね!
ですが、ゲームを作る会社、デバッグをする会社、映像制作の会社等、高レベルな映像環境の構築を必要とされている法人様もいらっしゃるかと思います。
ゲーミングモニター他、各種ゲーミングデバイスもご準備可能です。
後藤事務機までぜひお問合せください。