小賢しいとはこのことよ。「ダークパターン」に気をつけろ!
広大なインターネットには、膨大な情報があふれています。
基本的に、それらの情報は見る人が『見やすい!』『わかりやすい!』と思われるように配置、表示されるものです。
ですがこの世には性格の悪いヤツもいたもので、
「有料プランを解約したいのに、解約ボタンが見当たらない」
「月額980円って書いてあったのに年間契約になってる」
「えっこれ広告だったの?!(変なサイトに飛ばされる)」
といったことがよく起こります。
こういった表示・仕組みが「ダークパターン」と呼ばれています。
ダークパターンとは、Webサイトやアプリ等の操作画面で、ユーザーを勘違いさせるためのデザインです。性格が悪いですね。この文章を書いている私より性格が悪いです。
人を騙す前提で作られたものです。
気を付けていないと、すぐ引っかかってしまいます。
もうこれ以上、ダークパターンに騙される人を増やしたくない……。
ので、今日はダークパターンの傾向と対策についてお話したいと思います。
なぜダークパターンを採用するほどに性格が悪くなってしまったのか
ことを紐解くと、事業者とユーザーの、思惑の違いにたどり着きます。
ユーザーにお金を払ってほしい事業者、無駄なお金は払いたくないユーザー。
サービスを提供する側とされる側として共存したはずの二者が、
片方が離れようとすると、途端に関係に齟齬が生じます。
ある月額有料サービスに登録していたユーザーが「使ってないから解約しよ~」と、お金を払うのをやめる判断をします。
サービスを提供している事業者は、解約してほしくありません。お金が入ってこなくなりますからね。
そこで事業者は、解約しにくい会員ページを開発します。
見つかりにくい場所にある解約ボタンなんて、まさにダークパターン。
解約をあきらめたユーザーは、月額料金を払い続ける、という寸法です。
性格が悪いですね。保護者の方から『親切』という概念をならってこなかったのでしょうか。
ダークパターンの例
性格が悪い企業の性格を変えることは難しいですので、個人で防衛する他ありません。
いくつか事例をご紹介します。
1:会員登録しないとお買い物できないのか~→実はそうではない
初めて利用する通販サイトで商品を購入する際、新規会員登録を求められる場合がほとんどです。
会員登録をするサービスはできるだけ減らしたいのがユーザー側の心理ですが、企業側は会員登録をしてもらいたい。
なので、購入時に会員登録画面をデカデカと目立つように表示させ、
会員登録をせずに注文手続きをする方のボタンは、目立たないように表示させる。
そういったやり方もダークパターンの一例です。
2:どこ! 解約ボタン!!
もうサービスを使わなくなったから解約したいのに、
- 解約ボタンがどこかわからない
- 「解約はこちら」を押したら、めちゃくちゃ長い引き留め画面が出る
こういった事例も、立派なダークパターンです。
企業とユーザーの根競べはあまりに不毛すぎます。解約くらいすんなりさせてほしいものです。
3:知らない商品がなぜか勝手に追加されている
通販サイトで買い物をしている際に、気づかないうちに、別に欲しくない商品が追加されていることがありませんか?
送料や手数料が、最後の最後に追加されていたり、
また、税抜価格が突如税込価格に変わったり、非常に価格の認識がしづらい表記をしているサイトがあります。
最終確認画面できちんとチェックして、納得できなければ購入をやめたほうがよいでしょう。
4:有料オプションがデフォルトで選択状態
商品を購入する際に、「3年保証追加オプション(有料)」や「1年間電話サポートオプション(有料)」等の項目に、あらかじめチェックが入っていることがあります。
よく確認せずに購入手続きを進めてしまうと、必要のないサービスを契約することになります。
5:コンテンツ本体と広告の区別がつきにくい
フリーソフトやフォント、素材などがダウンロードできるサイトで、お気に入りのアイテムを見つけ、ダウンロードしようとします。
しかし、デカデカと表示されている緑色の「ダウンロード」ボタンは、広告です。
クリックしたらどこに飛ばされて何をされるか、わかったもんじゃありません。
ダウンロードボタンを押すときは、一度ボタンにマウスオーバーして、ブラウザの下端に表示されるURLを確認しましょう。
サイトと同じドメインのURLなら、まあだいたい大丈夫です。
6:「あっ、月額料金こっちの方が安いじゃん!」→一年間解約できないプランだった
最近インターネットで話題になったのがこちらです。
某スポーツ配信サービスのプランが、「初回3ヵ月980円」と謳っていたものの、実は年間契約で、4か月目以降は2600円/月の料金を払わされる。
といった内容で、とにかくわかりにくいと炎上していました。
あこぎなことをすると叩かれる。この世の理ですね。
本気でこっちをだまそうとしているヤツから身を守るには
このように、ダークパターンは
- 得をしよう
- 面倒を回避しよう
- 目立つ方を選びがち
等、人間の心理行動を利用して作られています。
そういったものから自分を守るには、やはり確認が必須です。
ネットで何かを注文したり登録する際は、
- 「次へ」を押す前に確認する
- ちっちゃい文字も読む
- 登録前に解約方法も確認しておく
- 「いまだけ!」「カウントダウン表示」「在庫限り」などの焦らせる言葉に惑わされない
これを徹底するだけでも、ダークパターンへの対策ができるでしょう。
ダークパターン、ご心配なら明朗会計の後藤事務機へ
インターネットには情報があふれて、買い物もできて、便利なサービスも享受できて、もうインターネットのない生活は考えられないのですが、
ユーザーからお金をしぼりとろうとする企業の執念とは、今後も付き合っていく必要がありそうです。
ですが後藤事務機はいつでも明朗会計です。
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